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個人に合わせた口腔衛生指導により健康になる
Indivisualized oral hygine achieve better health
コントロールされている歯周病は、高いレベルの毎日の口腔衛生が必要になる。個人的なゴールを設定することと動機づけための問診は、歯周病の診断に的を絞った伝統的な教育より、長期の良い結果を示唆する。
スウェーデンの研究者が、上記の2つの口腔衛生アプローチを比較した。
113人の歯周病患者。
二人の歯科衛生士が口腔衛生指導とSRPを行った。
1週ごとに、4-6週間、患者の都合にあわせて。
フォローアップは、1ヶ月後、3ヶ月後、12ヶ月後に行った。
口腔衛生指導を受けた57人は、口腔衛生についての自分の問題、能力、ゴールに合わせて口腔衛生指導を受けて、適切で効率的な口腔衛生習慣について指導をうけた。
コントロールグループの56人は、自分の歯周組織の問題について焦点をあわせて指導をうけた。
テスト方法は、最初の2回の診察で10分弱使って、その後コントロールグループの平均4回と比較するのに、5回の診療をした。
両方のグループともに研究の終わりには、口腔衛生状態の改善がみられた。
テストグループは、プラーク指数、歯肉炎指数ともに大幅に改善した。テストグループでは、頻繁に歯間部の清掃をしているということだった。口腔衛生指導を受けた後に、口腔内を清潔に保つようにする自信がついたということであった。
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Jönsson, B., Öhrn, K., Oscarson, N., Lindberg, P.: The Effectiveness of an Individually Tailored Oral Health Educational Programme on Oral Hygiene Behaviour in Patients with Periodontal Disease:A Blinded Randomized-Controlled Clinical Trial (One-Year Follow-Up).
J Clin Perio 36: 1025-1034, 2009.