ひがし歯科

着色がおきない洗口液はありますか？

洗口液(マウスリンス)は、予防にも治療後のケアにもお口の細菌をコントロールするためによく推奨される。ゴールドスタンダードのマウスリンスは、クロルヘキシジンであるが、常用すると味覚障害や歯への着色がある。他のマウスリンスは、クロルヘキシジンほど効果的ではない。

アイオワ大学の研究者が、虫歯に関係する15種類の細菌に対してマウスリンスのテストを行った。CloSYS、リステリン、クレストプロヘルス、ブレスRx、ペリデックスを使用した。

細菌サンプルは培養され、マウスリンスに、1分、5分入れて、それぞれの殺菌割合を調べた。
すべてのマウスリンスが、Aa菌を1分以内に殺菌した。4つの細菌が、5分で殺菌され、リステリンが一番効果がありすべてのサンプル細菌を1分以内に殺菌した。クレストプロヘルスは、すべてを殺菌したが、１つが1分で、残りが5分かかった。ペリデックスは5種を1分、残りを5分。CloSYSは、3種を1分、残り11を5分、残り４つを減少させた。ブレスRxは、４つを1分で殺菌、７つを5分、6種を減少させた。

CloSYSは二酸化塩素を含んでおり、売店で購入できる。無味無臭で、歯への着色を引き起こさない。

Drake, D.: An In Vitro Comparative Study Determining Bactericidal Activity of Stabilized Chlorine Dioxide and Other Oral Rinses. J Clin Dent 22: 1-5, 2011.

2011-04-24

• 洗口液
• マウスリンス

クロルヘキシジンの着色 虫歯予防の薬