ひがし歯科

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予防で20年間通院すると

20年の予防プログラムの結果があります。

虫歯も歯周病も細菌感染であるが、多くの他の要因も影響している。家庭での習慣と同様に遺伝的特徴も子供の将来の健康と疾患に影響する。

ブラジルの歯周病専門の開業医たちが、虫歯と歯周病の予防のために、患者の子供の予防プログラムを確立した。患者は歯肉炎(G)、慢性歯周炎(CP)、侵襲性歯周炎(AP)に分かれた。3歳から15歳までの子供50人が対象。全員が虫歯、歯槽骨喪失を認めなかった。口腔衛生指導を受け、6ヶ月から12ヶ月間隔のメンテナンス来院を受けた。8歳以下には、ブラッシングとフロスの使用をするように指導された。被験者を親の歯周病の診断(G, CP, AP)に基づいて3グループにわけた。

20年後の現時点で30人の子供が来院している。女性16人、男性14人で、23歳から33歳になっている。リコール間隔の平均は6ヶ月。3グループと歯肉炎でないグループすべての間に、臨床的な違いに有意差は認められなかった。

60%(18人)が虫歯は認められず、10%(3人)が1本、3.5%(1人)が2本、20%(6人)が3本、6.5%(2人)が4本の虫歯があった。7本が最初からあった虫歯で、エナメル質の範囲内ので、16本が象牙質まで達している虫歯であった。
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半年に一度のメンテナンス来院で、半数以上が虫歯、歯周病になるのを防げている。

Chambrone, L.A., Chambrone, L.: Results of a 20-Year Oral Hygiene and Prevention Programme on Caries and Periodontal Disease in Children Attended at a Private Periodontal Practice. Int J Dent Hygiene 9: 155-158, 2011.

2011-09-08 歯科治療と心臓血管障害 歯ブラシの選び方
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