ひがし歯科

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ハブラシの交換時期

ハブラシの交換時期はいつがよいのか?

科学的な根拠はないが、一般的に手用歯ブラシは2~3ヶ月に一度交換する。

毛先が開いたら交換するのがよいという歯科医師、歯科衛生士もいるが、数週間のひともいれば、1年もつひともいる。ブラッシング圧によるのだ。

アムステルダム大学の研究者が、新品のハブラシと使用中のハブラシを、歯磨剤の有無も考慮して、プラーク除去効率で比較した。
被験者は45人で、歯科以外の学生で、ふだん手用歯ブラシを使用している。被験者は、スタンダードタイプの4列植毛のハブラシを与えられ、3ヶ月間1日2回のブラッシングをするように指示された。クリーニングとハブラシのチェックに定期的に来院するように指示された。

歯科衛生士が、クアドラントごとに異なるハブラシのプロトコールでブラッシングした。
(1)歯磨剤+新しいハブラシ
(2)新しいハブラシのみ
(3)歯磨剤+古いハブラシ
(4)古いハブラシのみ。
歯科衛生士のブラッシングの前後でプラークスコアを記録した。
2分間の歯科衛生士によるブラッシングの前に、ハブラシを冷水でしめらせた。1クアドラント30秒とした。
ハブラシによる違いは、15%あった。研究では、違いは5%しかなかった。
新しいハブラシと古いハブラシに違いに有意差を認めなかった。

少し使用したハブラシは新品よりプラーク除去効率がよかったが、毛先が開いたハブラシは新品よりプラーク除去効率が低かった。歯磨剤は、プラーク除去効率には影響しなかった。

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日常感覚通り、毛先が開いてきたら、ハブラシ交換しましょう。

Rosema, N., et al: Plaque-Removing Efficacy of New and Used Manual Toothbrushes - A Professional Brushing Study. Int J Dent Hygiene 11:237-243, 2013.

2014-02-23 歯肉縁下のクリーニング 歯肉縁下用のグリシン粉末
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