ひがし歯科

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こどものブラッシング

子供がよく歯を磨くようになるためには。

小学校は、口腔衛生指導をする理想的な場所であり、子供たちの未来の習慣に影響を及ぼす。
両親、とくに母親は、こどもの口腔の習慣を確立する上で、決定的な役割を果たす。

この研究は期間が3ヶ月で、被験者は9歳児338人。2つのテストグループとコントロールグループ。
イランの12校の小学校の生徒。女子は6校の小学校の生徒、男子は6校の小学校の生徒。

ベースラインの検査は、口腔内検査と口腔衛生は誰の影響を受けているのかという質問と最後に歯科受診したのはいつかという質問。
2つのテストグループは、学校のクラスで口腔衛生指導を受けたグループと、母親に教えてもらったグループ。
コントロールは、口腔衛生指導を受けていない。

学校で口腔衛生指導を受けたグループは、パズルを使って、毎日のブラッシングとフッ素入り歯磨剤を使うようにという情報を与えられた。
家庭で指導するグループは、パンフレットで、毎日のブラッシングとフッ素入り歯磨剤の使用を伝えた。
さらに、砂糖入りのお菓子を制限することを伝えた。

90%の子供が、お口の健康の情報源は、両親であると回答した。
68%が、1年以内に歯科受診があった。女子の方が歯科受診頻度が多かった。

ベースラインでは、男子はすべて、歯肉出血がみとめられた。3ヶ月後、テストグループの60%が歯肉出血が改善した。コントロールは32%が改善した(ホーソン効果)。

Saied-Moallemi, Z., Murtomaa, H., Virtanen, J.: Change in Conceptions of Iranian Pre-Adolescents’ Oral Health After a School-Based Programme: Challenge for Boys. Oral Health Prev Dent 12:(1) 21-28, 2014.

2014-07-26 コルゲートトータル 糖尿病の話
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