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スポンジブラシより歯ブラシ！
介護用にスポンジブラシtoothetteがありますが、歯ブラシの方がよいです。
挿管されているICUの患者は、人工呼吸器関連肺炎(VAP)のリスクがあり、命に関わる状態である。発生率は9%から45%であり、死亡率は50%である。VAPのリスクファクターは、基礎疾患、免疫抑制、脳への障害、呼吸器に関連する疾患とその管理、経鼻挿管、経口挿管の存在がある。
他のリスクファクターは、唾液中の口腔バイオフィルムの誤嚥である。呼吸器の病原体は口腔内プラークには低レベルでしか存在していないが、口腔内の病原体はVAPの肺から検出される。
ロンドン大学の研究者が、ロンドンの国立神経外科病院で、挿管されている患者のプレークコントロールのために、電動歯ブラシとトゥースエットtoothetteと呼ばれるスポンジ歯ブラシを比較した。コルゲートのアクチブラシ(電動歯ブラシ)とトゥースエットtoothetteを比較した。ブラッシングは看護師により６時間ごとに２分間行われた。毎回、歯ブラシを二酸化塩素で消毒した。
最初のブラッシングをする１日前に、プラークレベルとバクテリア数を測定し、さらに、３日目、４日目に測定した。スポンジ歯ブラシtoothetteより電動歯ブラシの方がよりプラークを除去できた。クロルヘキシジンの使用と、ブラッシング（電動歯ブラシ、スポンジともに）では違いがあった。電動歯ブラシで物理的にプラークを除去するほうが、クロルヘキシジンのような化学的に除去するものより効果的であった。
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スポンジブラシtoothetteより、歯ブラシの方が効果的です。練習して歯ブラシを使って磨いてあげてください。
Needleman, I., Hirsch, N., et. al.: Randomized Controlled Trial of Toothbrushing to Reduce Ventilator-Associated Pneumonia Pathogens and Dental Plaque in a Critical Care Unit. J Clin Perio 38: 246-252, 2011.
2011-05-16