ひがし歯科

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象牙質知覚過敏症

フッ素バーニッシュは象牙質知覚過敏症に、有功。

象牙質知覚過敏症の罹患率は8%から35%と報告されている。
象牙質知覚過敏症の治療薬には多くの製品があるが、全ての症例に効果的なゴールドスタンダードの製品はない。
現在使用されているモノは、ボンディング剤、プロアルギニン、非晶質リン酸カルシウム、リン酸三カルシウム、レーザー。

フッ素バーニッシュは、虫歯予防に使われているが、もともとは、知覚過敏症軽減のための製品としてFDAの認可を受けたものである。

被験者は4人で、28歳から71歳の象牙質知覚過敏症のひと。5%フッ化ナトリウムバーニッシュを行った。 バーニッシュは、定期クリーニング来院時の最後に行った。
ベースラインで、知覚過敏症の検査として、触診、エアー刺激、冷水刺激、ブラッシングでの刺激により検査した。毎週1回4週間行った。

全員が症状の軽減を認めた。他の製品と比較して一番効果があったひともいた。
さらに残った知覚過敏症状を軽減するためには、プロアルギニンを奨めた。
ラバーカップをスロースピードで3秒間バーニッシュした。これはメンテナンス来院の最初に行った。
プロアルギニンは、即時に象牙細管封鎖を行うので、効果が分かりやすい。
フッ素バーニッシュとプロアルギニンとの併用は、長期に象牙質知覚過敏症を軽減させるかもしれない。
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フッ素バーニッシュとアルギニンの組み合わせも、象牙質知覚過敏症に効き目があるようです。
pro-arginは日本未発売ですけど。今の日本ではフッ素バーニッシュとナノシールですね。

Papadakas, M.: Applying Fluoride Varnish to Reduce Dentinal Hypersensitivity. OHU Action Research 12A- 13, 2014.

2014-08-02 糖尿病と歯みがき コルゲートトータル
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