ひがし歯科

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歯間ブラシはストレート型がよい

歯間ブラシの形の話。意外にストレート型が好成績。

毎日のバイオフィルムのコントロールは、虫歯予防と歯周病予防には必須である。
歯ブラシによるブラッシングで、バイオフィルムの40%を除去できる。歯周病に関しては、歯間ブラシは、フロスと比較して、二倍効果的である。さらに、フロスより、炎症とPPDを減少させる効果が高い。

標準の歯間ブラシはストレートタイプである。最近は、簡単に使えるように、ハンドグリップ付きで、角度の付いた歯間ブラシが発売されてる。

ドイツののヴィッテンにあるヴィッテン・ヘァデッケ大学の研究者が、ストレート型歯間ブラシとアングル型歯間ブラシを比較した。被験者は新聞広告で募集した128人のボランティア。二週間。ストレート型グループとアングル型グループを半分に分けた。TePe社の歯間ブラシを使用した。

被験者は歯間ブラシの使用法を習って、12日後にクリーニングに来院した。クリーニング後、48時間歯みがきを制限するように指示された。その後、フルオロルーセントで歯垢染色を行い、LEDライトを使用して記録した。
二分間、指定の歯間ブラシを使った後に、歯垢染色を記録した。両グループとも、プラークスコアは減少したが、平均差はアングル型が1.0で、ストレート型が1.6であった。臼歯部は使いにくかったが、ストレート型の方が効果的であった。

Jordan, R., Hong, H., Lucaciu, A., Zimmer, S.: Efficacy of Straight Versus Angled Interdental Brushes on Interproximal Tooth Cleaning: A Randomized Controlled Trial. Int J Dent Hygiene 12: 152-157, 2014.

2014-09-07 内視鏡の利用 ソフトピックとは?
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