ひがし歯科

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ウォーターフロス?

糸のフロスが苦手なひとはウォーターフロスがあります。

エビデンスに基づいた治療選択が重要視されているにもかかわらず、歯科の学生の知識には、科学的なエビデンスが不足している。デンタルフロスが最たるものだ。

デンタルフロスは、虫歯や歯周病の予防手段の基本的なものであると、歯科の学会で言われ続けてきている。ブラッシングに加えて、フロスを使うことで虫歯や歯肉炎が減少するということには、エビデンスが不足している。

歯科衛生士は100年前からフロスを使え!と言っているのに、毎日フロスを使う人は10%から30%である。こんな統計があるし、歯間部のクリーニングには、フロスの代替品が使えるのに、歯科衛生士はまだフロスを勧める。

歯間部のバイオフィルムを除去するのには、他の道具もある。
糸のフロスが苦手なひとのために、代わりに、ウォーターフロスを勧めてみた。.

被験者は、糸のフロスの代替品を使いたいと希望するひと10人。
定期クリーニング後に、10日間ウォーターフロスを使用した。ウォーターフロスは購入してもらった。
ウォーターフロスの真新しさもあって、コンプライアンスはとてもよかった。

BOPとPPDは10日の時点で、改善がみとめられた。糸のフロス以外を使いたいとおもっているひとが多いということが分かった。長期にコンプライアンスが維持できればさらに細かいことがわかる。

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虫歯も歯周病も歯間部から始まるといってもよいくらいなので、歯間部のクリーニングは最重要です。

Flint, K.: Can Water Flossing be Promoted to Patients Over String Floss, Lead to Improved Oral Health. OHU Action Research, 3A-14, 2014.

2014-11-28 入院とプラークと歯肉炎 扁平苔癬とペリオバランス
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