ひがし歯科

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年齢と治療の反応

Age-related treatment response

Trombelli, L., Rizzi, A., Simonelli, A., Scapoli, C., Carrieri, A., Farina, R.: Age-Related Treatment Response Following Non- Surgical Periodontal Therapy. J Clin Perio 37: 346-352, 2010.

加齢は創傷治癒に負の影響を与えることにはコンセンサスがある。
これは非外科的な歯周病治療後の治癒における年齢の影響を評価した最初の研究である。
イタリアのFerrara大学での非外科的な歯周病治療を受けた患者の治療記録をレトロスペクティブ評価をした。

2グループにわけた。平均35歳グループと、平均60歳グループ。
両グループとも約60人。1回で終了したり、ブロックごとにわけたりして、1−5回のSRPをうけた。
全員が強化のために次の治療時に丁寧な口腔衛生指導を受けた。

両方のグループでPPDとBOPが有意に改善したが、両者には有意差はなかった。
両グループとも、フルマウスでSRPしたひとと、ブロックごとにSRPしたひとの割合は同じだった。BOPは治療後に30%から16%になった。

著者は2つのグループの同じレベルの歯周病について、若いグループが歯周病に感染しやすいと仮定しており、比較の結果に混乱した。
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SRPのあとの治癒は年齢と関係ないのか。

2010-06-18 歯周病の日常生活への悪影響 インプラント治療の局所的リクスファクター
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