ひがし歯科

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歯周病で入院?

歯周病のコントロールは健康のために重要です。

歯周病は、定期的なメンテナンス通院と毎日のブラッシングによって、完全にコントロールできる。歯科での定期的なメンテナンスが行われないと、重篤な問題が起こり、病院の緊急救命室で治療を受けることになる。歯科保険に未加入の人も緊急救命室で治療法を受けることになる。データはアメリカ中の緊急救命室で毎年集められて、全国緊急救命室データ(NEDS)として出版される。

ハーバード大学の研究者が2006年のNEDSのデータを分析して、歯周病の問題で何度救急を受診して、入院に至ったのかを調べた。

2006年の1年間で、120033750(約1億2千万)人の救急救命室への来院があり,85039人が歯周病が原発疾患と分類された。平日より週末の患者数が多かった。歯周病原発のケースでは、他の疾患(糖尿病、循環器疾患、肺疾患、肝臓疾患、甲状腺疾患、アルコール依存症、HIV)がある場合があった。1167人が続いて入院が必要であった。

救急救命室へ運ばれるということの経済的な問題は、約33億円の費用に達しており、平均ひとりあたり45000円必要であった。入院するとひとり150万円にも達している。

入院しなければならない事態は、慢性歯周炎よりも、もともと全身疾患があって、急性または侵襲性歯周炎と診断されているひとに多かった。

Elangovan, S., Nalliah, R., Allareddy, V., Karimbux, N., Allareddy, V.: Outcomes in Patients Visiting Hospital Emergency Departments in the United States Because of Periodontal Conditions. J Perio 82: 809-819, 2011.

2011-09-26 喫煙者の歯周病治療ための薬 歯科治療と心臓血管障害
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