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インプラント周囲炎の分類
インプラント周囲炎とはどういうものですか?
アメリカ歯科医師会は1986年にインプラント治療を承認した。アメリカの調査局によれば現在、毎年40万本のインプラントが埋入されている。成功率は90%以上で、インプラント治療数は増加しているが、インプラント周囲炎も増加しているかもしれない。インプラント周囲炎は2つに分類され、ひとつは、インプラント周囲粘膜炎で粘膜だけの炎症であり、もうひとつは、インプラント周囲炎で粘膜と支持歯槽骨の炎症である。インプラント周囲粘膜炎は50%に起こり、インプラント周囲炎は12%から40%と言われている。
診断は、出血や化膿を調べるためのプロービング、骨吸収を調べるためのレントゲン撮影。
臨床科のための診断システムを提案する。
軽度のインプラント周囲炎(出血+, 骨吸収-)(OHI)
中等度または重度インプラント周囲炎(OHI, ImplantSurfaceDebridement, GBR)
全身疾患を含むインプラント周囲炎(出血+, 骨吸収+,全疾患+)(OHI, ISD, 除去または新たに埋入)
進行したインプラント周囲炎(外傷性咬合+,動揺+)(除去または新しいインプラント埋入)
Nogueira-Filho, G., Iacopino, A., Tenenbaum, H.: Prognosis in Implant Dentistry: A System for Classifying the Degree of Peri-Implant Mucosal Inflammation. J Can Dent Assoc 77:b8, 2010.
2013-03-02